鴇色(ときいろ)を知らない瞳は
代わりに何色を映しているのかな
時代と共に過去の色は色褪せ
新たな時代(とき)の色が生まれていく

例えば、
わずかに灰色帯びた薄紅色から、
わずかに薄紅色を帯びた灰色へ。

鴇色を 知らない瞳に
鴇色を 教えてあげたら

遺伝子は思い出すでしょうか
真青な空 彩っていた
真白な翼 縁取っていた
艶やかな 風切羽(かざきりば)を



©Misyou Kiduki
当然私も、鴇の飛ぶ姿を写真や映像でしか見た事がありません。

でも、今まで途切れる事なく続いてきた遺伝子は、
過去に実際見たでしょう鴇の姿を覚えているんじゃないかなぁと。

“なぜか懐かしい”とか、そういう感情が生まれなくても、
“何か感じる”ことがあったらいいですよね。
私は、鴇の“風切羽”の色を見た時、日本らしい色だなぁなんて思いました^^

DNA(デオキシリボ核酸)ではなく遺伝子にしたのは、
改めて、その言葉の一文字一文字をばらして読んだら、“遺し伝える子”だったからです。
なんか、それが気に入って^^

DNAを“遺伝子”と日本語に訳した人のセンス、凄いです。




たまに思うんです。
遺伝子は親から子・子から孫へと受け継がれるけど、
私の生命は、
遥か遠い祖先から続く大きな命のほんの一瞬を担っているのかもしれないと。
私の遺伝子もやがては子へと受け継がないと、
そこでその大きな命は途絶えてしまうかもしれないような、
そんな事を思ったりするんです。

だから、きっと覚えているかもしれません。
人の歩んだ道を。遥か昔の澄んだ空を。
空を流れる鴇色の群れを。。
【2008/06/30 22:34】 URL | sei #ntbreMG6[ 編集]
◆seiさん

お返事遅くなってしまって申し訳ないです…。

私もね、思うんです。この頃。
子供の頃は考えもしなかったけれど。
女性として、否応なしに焦ってしまう年齢だからでしょうか…。(苦笑)

seiさんの“大きな命の一端を担っている”という言葉が
胸にズシリと来ました。
繋げていく難しさと、途切れさせてしまうかもしれない“大きな命”。
考えてみたら、とんでもない奇跡ですよね。
私たちが今この時代に生きているという事は、
今まで途切れなく、“繋がれてきた”という証拠ですから…。

生きているだけでも、私たちは“役目”を果たしているのかもしれないですね。
出来れば子へと繋いでいけたらいいのだけれど、
哀しいかなそれは当分、先の事になりそうです。(笑)

昨日(5日)の世界ふしぎ発見で、飛んでいる鴇の姿を見たんですよ。
ふしぎの舞台は“キューバ”。
日本に住んでいた鴇の写真も出てきたのですが、
何だか、懐かしいような切ない気持ちになりました。

時々、日本のどこか人知れない山奥で、
ひっそりと生きていてくれていたら…なんて、
願ってしまうんですよね…。
【2008/07/06 18:44】 URL | 葵月美翔 #WO.8kER.[ 編集]














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