カチリと軽い音を立てて
開錠された 鍵
本人ですら忘れていた パスワード

あなたが持っていた

あっさりと 開かれた心の扉
溢れ出した オモイの濁流に
怯む事なく 避ける事なく

中心へと 歩みを進めていく

迷いのない その足音は
私にとっての 空谷の跫音
朧(おぼろ)げに いつも探していたモノ

あなたの前で
無防備になってもいいですか?

足音が 今 私の傍で止まる…。




©Misyou Kiduki
【空谷の跫音(くうこくのきょうおん)】の意味は、寂しい山中に響く足音。
転じて、寂しく暮らしているときの思いがけない訪問やうれしい便りのたとえ。(三省堂 大辞林 第二版)

ある辞書では、
〔自分(たち)以外にだれも居ない谷にどこからかたずねて来る人の足音が聞こえてくること、の意〕
寂しい時のうれしいおとずれ。

『ずっと閉じていた心の扉。
自分でさえも開ける方法が分からなくなってしまった。
でも、あなたはあっさりとその扉を開け、入り込んでくる。

近づいてくる足音が、ずっと捜し求めていたモノだということに気が付く私。』

“自分の全てをさらけ出せる人。”
そんな人と出会えたら良いなぁという願いがこもっています。(笑)




恋愛系だって喜んでしまいました。
鍵を持っていそうな方が見つかったのでしょうか(^^)v
だったら嬉しいのですが。

「空谷の跫音」って言葉知りませんでした。
何か深いですね。空谷って日本語いいですね。

このタイトルをつけたということは
寂しいなーっていう気持ちが強いのでしょうか。
自分をわかってくれる人がいなくて寂しいっていうこと?
単純に自分をさらけだす人を待っているのだったら
違うタイトルになったような気がするので。

勝手な深読みするのが好き(^^;
【2008/06/22 03:55】 URL | yumyum #JalddpaA[ 編集]
◆yumyumさん

実は「空谷の跫音」というタイトルで、過去に詩を書いたことがあるんです。
その詩はもっと精神状態ギリギリで切羽詰っている感じだったんですよ。
本当に、切実に、待っているといる感じでした。(苦笑)

タイトルが同じだから内容も近いけれど、
年月がそう変えてくれたのか、その時よりも穏やかな詩になりました。

ただ“寂しさ”を感じてるのは、その時と同じです。
yumyumさん、深読みどおりです^^
単純にさらけ出せる人を待っているのではなくて、
自分を分かってくれる人がいない寂しさと、
漠然と昔から感じている孤独感です。

残念ながら、“無防備になれる人”はまだ現れていないけれど、
いつかyumyumさんみたいに、
唯一無二の人に出会えたらいいなというオモイが、
この詩にはこめられています。(^ー^* )フフ♪
【2008/06/26 21:05】 URL | 葵月美翔 #WO.8kER.[ 編集]














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